道徳教育 2012年8月号/プロによる“道徳授業力”スキルアップ講座 加藤宣行先生の“発問構成力”アップ講座

1 発問はどうあるべきか 発問は「問い」である。見出しの「発問はどうあるべきか」というのも、我々教師が自らに発する「問い」である。自ら問題意識をもち、考えようとするとき、「問い」は生ずる。そして「問い」には答えが要求される。答えを他者に求めて、「発問」という言葉を辞書で引いて説明したとする。それは…