KEEP★MY★SISTER【決】Side-B

視界の全てが溢れんばかりの白で埋め尽くされた、眩さすら感じてしまいそうな空間に、僕はいた。 少し離れた所には四角く切り取った窓のようなものが見える。外の景色は雪が吹雪いている。 そして、目の前には木で編まれた揺り籠があり、生まれて間もない赤ん坊がすやすやと眠っていた。 「やぁにーさん、ひさかたぶりだね…