未読が既読に変わる刻-3-

www.miyazono-9ran.work www.miyazono-9ran.work 茫然自失とまではいかないまでも、早くも二体分の遺体(内一人は生死不明だが)を目の当たりにした僕は、いよいよ憔悴していた。 各人の部屋を回るごとに欠損具合の著しい死体を、しかもそれぞれと拙いながらも何らかの繋がりがあった当事者的には、それなりに心に来るもの…