最後の詩集 | みすず書房

2015年5月に亡くなった詩人が自ら編んだ「最後の詩集」。 『長田弘全詩集』に収められた以降の近作15篇。詩人はつねに陽気であらねばならない、というのが一貫した姿勢だった。 「夏、秋、冬、そして春」「冬の金木犀」「朝の習慣」。これらの詩行に潜む箴言のような一節。 「思うに、歳を...