『反復する、小雨のような』

ものすごく久し振りに詩を書いた。 確度のあるように書こうとしたら、詩らしいものになったから、「詩」ということにする。 今、体験していることは、私にとってはこういうことだ。 『反復する、小雨のような』 通りすがりの赤子の泣き声で目を覚ます。 塗装が所々剥がれた鉄製の1本脚の机か。 鉛筆は電話のベルを捉える。…