尾崎放哉「最晩年の名句」を通して穏やかな春の日のありがたさを思う

 自由律俳句の代表的な作者の一人、尾崎放哉(おざき・ほうさい1885-1926)。今年も終焉の地となった小豆島(しょうどしま)で、命日の4月7日に合わせて「放哉忌」が行なわれる。 その才能に…