「マグマを宿した彫刻家 辻晉堂」 - 日曜美術館
陶土を用いた彫刻「陶彫」で知られる彫刻家・辻晉堂。陶芸と彫刻の境を越えて生み出される独創的な抽象作品は、1958年のべネチア・ビエンナーレ展にも出品されるなど、国際的に活躍した。その一方で辻は、京都にあった美術専門学校で後進の指導にも情熱を傾けた。教え子の一人だったサグラダ・ファミリアの主任彫刻家…