「“普通”を極めし、その先に〜日本料理人・森川裕之〜」 - プロフェッショナル 仕事の流儀
京都で95年。客の目の前のカウンターで料理して出す「板前割烹(かっぽう)」の始祖とされる伝説的な名店。その技と心、味を受け継ぐのが3代目・森川裕之(59)だ。森川が作る料理は、食材を引き立てシンプルな見た目に徹する、言わば“普通”の日本料理。しかしその味は、常連だった川端康成が「日本の味」と評するな…