新興国、資金流入に一巡感 地政学リスクで慎重姿勢 米税制改革も逆風に - 日本経済新聞

世界の投資家が新興国の株式や債券への投資を手控え始めている。中東や北朝鮮などでの地政学リスクの高まりを受けて、慎重姿勢を強めているためだ。新興国では金融環境の安定や企業収益の改善を背景に年初から資金流入が続いてきたが、足元では一巡感が出ている。米税制改革の行方次第では長期金利が大きく上昇し、新興国…