もう一つの円高リスク 訪日客関連株にも逆風 - 日本経済新聞

朝方は一時前日比500円強だった上昇幅が午後は半分以下に――。12日の日経平均株価は続伸したものの、連日で伸び悩んだ。突発的な円高への警戒感は強く、輸出関連株の上値を追う動きが限られたほか、資生堂や美顔器のヤーマンなどのインバウンド(訪日外国人)関連株を敬遠する投資家も多い。国内の政局も微妙な影を落とす。