落語家 桂南光(2) 米朝師匠の形見の掛け軸 - 日本経済新聞
「本来無一物」と書かれた掛け軸は、大師匠の桂米朝師匠の形見分けでいただいた。米朝師匠が毎年お正月になると床の間にかけておられたもので、年始のご挨拶にうかがうといつも目にしていた。南光を襲名したころだったから、25年ほど前だろうか。一緒に飲んだときに「すごいいい字ですよね」と褒めたら、「そう思うか。わ…