出産する人生描けず 家事・育児、女性偏重続く 同じ役職でも賃金に格差 - 日本経済新聞

厚生労働省が3日発表した2021年の人口動態統計で、合計特殊出生率が1.30と6年連続で低下した。出生率が下がる大きな要因として、若い世代の子どもを持ちたいという意欲が減退していることがある。少子化に歯止めをかけるには女性の賃金水準が低く、家庭のなかで家事・育児の負担を背負う状況を解消することが欠かせない。…