戦友「母さん」叫び海に レイテ沖海戦、15歳で経験 「悲惨な過ち」知って - 日本経済新聞

「絶対に生きる」。空母「瑞鶴(ずいかく)」が沈むのを目の前に、15歳だった近藤恭造さん(93)=神奈川県逗子市=は漂流する木材を必死につかんだ。太平洋戦争中のフィリピン・レイテ沖海戦。海上で力尽きた戦友たちが母を呼ぶ声は、戦後77年を迎えた今も耳に響く。今年2月、ロシアがウクライナに侵攻。「世界で悲惨な過ち…