(社説)大胆かつ冷静なエネルギー戦略の議論を - 日本経済新聞

経済産業省の有識者会議がエネルギー政策の長期指針となる「エネルギー基本計画」の見直し作業に着手した。脱炭素の潮流を見据えて大胆につくり直すと同時に、経済性や安定供給に目配りする冷静な議論を求めたい。現行計画は2030年度の電源構成について、原子力発電を全体の20~22%、太陽光や風力など再生可能エネルギーを…