(社説)参院選の合憲判断に甘えるな - 日本経済新聞

1票の格差が最大3.00倍だった2019年7月の参院選について、最高裁が「合憲」との判決を出した。この程度の格差は憲法違反とまではいえないとの判断である。だが小手先の制度改革で急場をしのぐ姿勢が限界なのは明らかだ。与野党は抜本的な見直しに向けて議論を急ぐべきである。参院選の1票の格差は、10年と13年では約5倍だ…