被害深刻、命絶った例も 若者の収入不安につけ込む - 日本経済新聞

モノなしマルチ商法を巡っては、自殺に追い込まれた若者もいる。2020年10月、大阪府の女性会社員、川上穂野香さん(当時22)は知人の勧誘をきっかけに消費者金融から借りた150万円を投資商品に出資。高利回りを約束されていた配当金を一度も得られず、自らを責めて命を絶った。「たくさん迷惑をかけ、心配をかけてしまって…