増える「無縁遺骨」誰が弔う 「家族が埋葬」に限界 行政負担は年4.8万件 法制度、追いつかず - 日本経済新聞

遺骨は家族が引き取るもの――。そんな認識が限界を迎えつつある。身元が分かっていても、死後に引き取り手がいない「無縁遺骨」が増加の一途をたどっている。2021年度に行政が家族らの代わりに葬祭費を負担した例は全国で約4.8万件あり、過去最多を更新した。単身の高齢者が増える中、家族に頼らずに自らが望む死後の弔い方…