バラ卸値が上昇、卒業式需要戻る チューリップも堅調 - 日本経済新聞

チューリップやバラなどの切り花の卸値が高い。卒業式向けの需要が復活し、家庭で飾る需要も堅調だ。東京都大田区の花き市場では、赤いバラの3月上旬の卸値が1本200~220円。コロナ禍で大幅に値下がりした前年同期と比べ7割高い。2019年同期比でも1~2割高だ。昨年の需要減を受けて国内生産者は栽培を減らし、輸入も低調。