東日本大震災から10年 防災本に新機軸 持続可能な備えを考える - 日本経済新聞

東日本大震災から10年の節目を迎えた今年、防災の心得を説く本が書店に並んでいる。多様な切り口で防災意識を喚起する、新しいタイプの啓発書だ。「ツールや技術の紹介よりも、防災に対してやる気のスイッチが入るような内容にしたかった」。3月刊行の『防災クエスト』(小学館)の著者、辻直美氏はそう話す。同書は、様々…