薄れる「終身雇用優位」 中年層、転職希望5年で3割増 人手不足、賃金差縮まる - 日本経済新聞

労働市場で終身雇用の優位性が薄れ、転職を探る中年層が増えている。総務省によると45~64歳の転職等希望者は2023年1~3月平均が378万人と、5年前の18年同期比で3割以上増えた。同じ会社で長く働く人と転職者との賃金差は縮小し、転職希望者への追い風となる。総務省の労働力調査によると、転職希望者は各世代で増加傾向に…