最低賃金1000円視野に 初の4%上げへ調整 「好循環」持続力が左右 - 日本経済新聞

厚生労働省の中央最低賃金審議会(厚労相の諮問機関)は30日、2023年度の最低賃金引き上げに向けた議論を始めた。政府が掲げる「全国平均1000円」を実現するには初の4%台の引き上げ幅が必要となる。物価上昇が続き、企業の賃上げ機運は高まっている。議論は大台の達成を視野に進む見込みだ。岸田文雄政権は物価と賃金が安…