和牛子牛、セリ低調 8年9カ月ぶり安値 飼料高、肥育の重荷に/節約志向、消費者離れ - 日本経済新聞

和牛の子牛の取引価格が下落している。最も取引量が多い「黒毛和種」は8年9カ月ぶりの安値となった。牛を育てるコストが膨らむなか、店頭で販売する牛肉の価格は上がらず、酪農家は高値での子牛の手当てを抑制。各地で開かれている子牛のセリは低調になっている。農畜産業振興機構(東京・港)がとりまとめた全国の肉用子…