再生航空燃料、難路の確保 原料の廃食用油、需要拡大で争奪懸念 - 日本経済新聞

政府は石油各社に対し、2030年から国際線に供給する燃料の1割を再生航空燃料(SAF)とすることを義務付ける。SAFは石油製品であるジェット燃料と比べて二酸化炭素(CO2)の排出を7~9割減らせる。目標達成には30年で年170万キロリットル以上の生産が必要になり、廃食用油や農産物など膨大な原料をどう安定確保するかという…