身構える大都市 関東大震災100年(4) 被災地へ輸送「3日以内」 首都直下、横浜港の役割増す - 日本経済新聞

「海面上の油の除去開始」――。国土交通省の海洋環境整備船「べいくりん」が船首の放水銃から放水し、浮遊油をかき回して気化させる訓練を始めた。岸壁近くでは海洋調査協会の加盟企業が水中ドローンで海底を調査し、車載のモニターに様子を映し出す。8月3日、川崎港にある東扇島広域防災拠点で実施された首都直下地震を想…