少子化と向き合う 惑う現場(中) 児童手当拡充、給付に時間 最初の振り込みまで1年半 法整備・システム改修が壁 - 日本経済新聞
出産・子育てに前向きになってもらうには、若い世代を金銭面で支えるしかない。こんな考えから、政府は児童手当を所得に関わりなく全ての世帯に配ることを決めた。中学生までだった支給対象は高校生まで広げ、第3子以降は倍増する。最初の支給日はおよそ1年半後。2025年2月だ。「遅いと言われても、これが精いっぱいだ」。…