少子化と向き合う 惑う現場(下)熟練保育士は手当7.8万円 なり手不足、待遇改善競い合い 「自治体任せ」に限界 - 日本経済新聞
子供を産み育てやすい町。少子化対策は人口減を止めたい自治体にとって最大のPR材料だ。「東京都に対抗して独自の手当を用意した。ようやく保育士の流出に歯止めをかけられた」こども家庭庁が21日に開いた会議で、千葉県松戸市の山内将課長が保育士の確保策を説明した。東京都に隣接するベッドタウンの同市は若手保育士に…