拭えない「リーマン再来」 - 日本経済新聞

20日の米株式市場でダウ工業株30種平均は下落幅が一時1000ドルに迫った。終値は前週末比614ドル(1.8%)安の3万3970ドルとやや戻したが、下落幅は約2カ月ぶりの大きさとなった。中国の不動産会社、中国恒大集団(エバーグランデ)の経営危機が金融システムを揺らすリスクを軽視できなくなり、投資家心理が一気に悪化した。…