革命と住宅 本田晃子著 ソ連建築が問う「平和な家族」 - 日本経済新聞
『天体建築論』(2014年、サントリー学芸賞受賞)で、未完の建築プロジェクトを通じてソ連の文化史を照射し、『都市を上映せよ』(22年)でメディアと社会主義的建築の関係を分析した本田晃子氏による待望の3冊目の単著『革命と住宅』が刊行された。本書は2部構成で、第1部「革命と住宅」では、社会主義的な共同生活の理念…