定年再雇用賃金訴訟 60歳基本給6割カット 「年金あっても減額は許されない」 適切な待遇、会社も苦悩 - 日本経済新聞

60歳を迎えた翌月、給与明細を見ると勤務内容は変わらないのに基本給が6割減っていた。国が推奨する「同一労働・同一賃金」。高裁で審理中の自動車学校訴訟で争われているのが、定年後の賃金減額がどこまで認められるのかというテーマだ。働く現役世代の高齢化が進み、労働力確保と賃金体系のバランスはますます難しくなっ…