ケアと物語 小川公代(1) 「高慢と偏見」が問うた女性の結婚 家の内と外に引き裂かれて - 日本経済新聞
戦争や災害という困難な時代に、「ケア」の価値が改めて見直されている。ケアは育児、家事、介護、看護といった実際の行為に加え、自分や他者へのいたわりも示す言葉だ。上智大学教授の小川公代氏が、文学作品などの「物語」に描かれたケアの可能性を考える。誰かをケアすることと、男女不平等の解消をめざすことは両立す…