生成AI時代の著作権を考える本 技術革新への柔軟さ探る - 日本経済新聞
生成AI(人工知能)が急速に普及するなか、人間の創作活動への影響に注目が集まっている。新たなルール形成は今後、開発企業や創作者など利害関係者の話し合いに委ねられるとしても、まずは議論の出発点として現行法の解釈を押さえておくことが必要だ。『AIと著作権』(上野達弘、奥邨弘司編著、勁草書房、2024年2月)は、…