ピジョン、アジアで苦戦続く 在庫増、ROE1.8ポイント低下 - 日本経済新聞

ピジョンの業績回復が進まない。2024年12月期は7期ぶりの最終増益を目指すが、伸び率は2%にとどまる。中国に続く成長地域に据えるアジアで苦戦する。在庫が積み上がり資産効率の低下も招く。株価は約10年ぶりの安値圏に沈み、ユニ・チャームなど日用品他社の背中は遠い。ピジョンは、市場が成熟傾向にある中国事業の売上高…