地下鉄サリン、カルテ電子保存 厚労省、来年度から 危機対応に教訓生かす - 日本経済新聞
1995年の地下鉄サリン事件を巡り、厚生労働省は来年度、被害者のカルテといった医療記録の電子保存を始める。当時は多くの人が救急搬送され、すぐに原因が分からず現場が混乱した。経験や教訓を記録として残し危機管理に生かす。「当初は爆発火災という情報しか入ってこなかった」。日本中毒情報センター理事の奥村徹医師…