「幻の国語辞典構想」全容明らかに 記録集が完成 - 日本経済新聞

「わたし」は江戸時代に使われ始め、電報は明治時代「かける」ものだった――。こうした日本語の変遷を網羅する国家的な大辞典作りの構想が、かつて進められたことがある。現代語の用例だけで300万件の規模があり、100年以上かかるとされた大事業は行政改革などのあおりを受け、幻に終わった。こうした試みをまとめた記録集…