広がる「観光公害」へ対策を急ごう - 日本経済新聞

一部の観光地で、訪問客の増加により地域の生活に支障が出始めている。道路の渋滞や交通機関の混雑、マナー面の摩擦などが住民の間に不満を生み、「観光公害」という言葉も使われ始めた。これ以上深刻化する前に、現状の把握と総合的な対策を急ぎたい。かつて観光公害といえば、山や海でのゴミ投棄や自然破壊を指した。今…