米株安は適温経済の転機か - 日本経済新聞

上昇が続いていた米株式相場に変調の兆しが出ている。2日には米ダウ工業株30種平均が前日比665ドル安の2万5520ドルと、9年2カ月ぶりの大きな下落幅を記録した。米大統領の政策に期待する「トランプ相場」の中では最大の下げだ。株価急落の直接のきっかけは、1月の米雇用統計で民間部門の平均時給が前年同月比2.9%上昇し、…