始まりは「日本のピカソ」 - 日本経済新聞

「お待ちください! この方が斎藤先生です」1967年、東京・赤坂の村上画廊。オーナーが慌てて呼び止める声に、帰ろうとしていた私は足を止めて振り返った。そこには先程すれ違った年長の男性。この紳士がずっと探していた版画の作者だって? 驚きのあまり、じっと見つめるだけだった。これが後に「日本の祖父」と慕うこ…