春秋 - 日本経済新聞

この週末、公開中の映画「宮本から君へ」の客入りは上々だった。人生に不器用な若者が、ときに感情をむき出しにして、ぶつかり合う。とかくクールに振る舞うことがもてはやされるご時世だ。その対極にある主人公の愚直な生きざまが、共感を得ているのだろうか。▼この映画、公開までに曲折があった。脇を固める個性派俳優が…