大手銀決算、体力低下鮮明に 2年で利ざや14%減る - 日本経済新聞
日銀がマイナス金利政策を導入して2月で丸2年になる。金融機関の経営を一時圧迫してでも企業の資金需要を喚起し、デフレ脱却につなげることを目指したが、長期戦に突入。平均の貸出金利は1%割れが定着し、預金と貸出金の金利差からくる利益は2年間で14%減った。大手銀の2017年4~12月期の決算は基礎体力の低下を色濃く映す…