「投資撤退」は万能なのか(一目均衡) - 日本経済新聞
化石燃料やタバコなどに関わる企業から投資を引き揚げる「ダイベストメント(投資撤退)」が広がっている。環境・社会・企業統治を重んじるESG投資で先行する欧州ではブームとも言える盛況ぶりだ。持続可能な社会への変革を投資家の圧力で促せる意義は確かに大きい。だが皆が「売って終わり」へ走る先に死角はないだろうか…