光り輝く「1億円」の悲しい末路(平成のアルバム) ふるさと創生事業 - 日本経済新聞

純金のこけしにカツオ、触れる金塊――。平成のはじめ、バブル期を象徴するかのような純金のオブジェが各地に出現した。国が市町村に1億円ずつを配った「ふるさと創生事業」。観光の目玉として金色に輝いていた街のシンボルは、やがて身売り、盗難など苦難の歴史をたどった。「みんなの笑顔で守りたい」「純金、純金、純金こ…