巨大投資家、農林中金の苦悩 ドル調達コスト上昇 19年3月期最終、30%減益 - 日本経済新聞

農林中央金庫の資産運用が難路に差しかかっている。22日に発表した2019年3月期の連結決算は、純利益が1035億円と前の期比で30%減った。運用先の5割超が米ドル建て資産のため、ドル調達コストの上昇が直撃した。105兆円の総資産を抱える巨大投資家の苦悩は、市場部門の逆風に直面する邦銀に共通する課題を浮き彫りにしてい…