105円突破のウラ 投機筋が円を「資産化」 編集委員 清水功哉 - 日本経済新聞

26日の東京外国為替市場で、円相場が一時1ドル=105円を上回った。米中の追加関税の応酬を背景に、世界経済の悪化リスクが改めて意識され、「安全通貨」と目されている円が買われたのだ。興味深いのは、その裏側でヘッジファンドなど投機筋の取引に重要な変化が起きている点だ。それは100円に向けたさらなる円高圧力を生み…