福島第1廃炉、溶融燃料取り出し見通せず 政府工程表 - 日本経済新聞

政府は2日、東京電力福島第1原子力発電所の廃炉に関する工程表の改定案を示し、事故後30~40年とする完了時期を維持した。最大の難関とされる溶融燃料(デブリ)の取り出しを2号機から2021年中に始めるとしたが、どれほどの時間がかかるのかは分かっておらず、完了時期を示さなかった。トラブルや工程の遅れが目立ち、廃炉…