財政規律派、EU内での影響力低下に危機感 英離脱で - 日本経済新聞

【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)の首脳会議は20日、異例の4日目の討議に入った。新型コロナウイルスで打撃を受けた経済を再生させるための復興基金案で、これほどまでに協議が難航しているのは、オランダなど「倹約4カ国」が強硬に反対しているためだ。背景には英国のEU離脱などで財政規律派の地位が低下しかねな…