集成材でも国産「ライバルは鉄筋コンクリ」 山佐木材 - 日本経済新聞

木質材料を使った大型建造物を目にする機会が増えている。市場拡大をけん引するのが、集成材やCLT(直交集成板)だ。いずれも板材を接着剤で積層したもので、安定した強度を持つ。山佐木材(鹿児島県肝付町)は1991年にスギの構造用集成材で全国初の日本農林規格(JAS)認定を取得するなど、先駆け的な存在だ。大隅半島の…