元枢機卿の性的虐待疑惑を歴代教皇が軽視 バチカン報告書 - 日本経済新聞

【ウィーン=細川倫太郎】キリスト教カトリックの総本山バチカン(ローマ教皇庁)は10日、未成年者への性的虐待疑惑が持たれていたセオドア・マカリック元枢機卿に関する調査報告書を公表した。歴代の教皇や教会幹部が虐待に関する報告を軽視し、人事などで誤った判断を下してきたとの見解を示した。マカリック氏は米国の首…