継体帝の威光きらめく冠と沓 - 日本経済新聞

金メッキで輝く冠と沓(くつ)。亀甲文様が覆う表面には無数の針金が突き出し、その先端には楕円形や魚形をした銅の小片「歩揺(ほよう)」、絹糸でできた総(ふさ)飾り「菊綴(きくとじ)」や、ガラス小玉が飾られている。■5世紀末から流行した冠これらは鴨稲荷山古墳(滋賀県高島市)で出土した金銅の冠と沓の精緻な復…