弱者の日本、どう守る 安全保障の厳しい現実直視を 本社コメンテーター 秋田浩之 - 日本経済新聞
年明けから北朝鮮がミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を発射し、世界に波紋を広げている。日本の行方にとって、2022年は大きな岐路になる。13年末につくられた国家安全保障戦略を初めて改定し、対外路線のレールを敷きなおすからだ。おおむね10年間の防衛政策を定める防衛大綱も、あわせて改める。世界の変化に応じ、…