ロシア反乱、中国の悪夢 習近平氏が恐れるプーチン氏の末路 本社コメンテーター 秋田浩之 - 日本経済新聞

マキャベリは約500年前に「君主論」を著し、指導者は愛されるよりも、恐れられるほうが望ましいと説いた。プーチン・ロシア大統領は、この古典の信奉者とされる。だが、彼が熟読すべきなのは、同書の次の教えだ。「傭兵(ようへい)は役に立たず、危険だ。団結力がなく、権力に飢え、規律がなく、不誠実である」ロシアの軍…